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東京のとんかつ業界の総元締め「目黒とんき」

午後4時から始めた打ち合わせを終えて担当者2人と訪れたのは、東京のとんかつ業界の総元締め、目黒の「とんき」だ。創業以来、76年もの歴史を持つ老舗中の老舗とんかつ店で、東京の多くのとんかつ屋の店主がここで修行している。

ここは昼夜問わず長蛇の待ち行列ができる人気店なのだが、午後6時すぎという中途半端な時間だったためか、我々3人が入店したときは奇跡的にすんなりカウンター席に並んで座ることができた。でも、食事を終えて出るころには大げさじゃなく20人ほどが待っており、中には外国人も何組かいた。

そのカウンター席は非常に長く、清潔で余裕を持った広さの厨房をコの字形に取り囲んでいた。だから、厨房内で働く職人たちの動きが丸見えで、とんかつを揚げる専門の職人(1番目の写真の左端)、とんかつを切る専門の職人(1番目の写真の真ん中)、とんかつに衣を付ける専門の職人(2番目の写真の手前)、注文をとる専門の職人(2番目の写真の左端)と、様々な専門の職人たちがいることがわかった。

特に注目したのはとんかつを切る職人。最長老と思われたけど、この道ウン十年以上(推測)の無駄がまったくない動きは見ていて飽きなかった。

そんなことを見たり話したりしているうちに、1人が注文したロースかつ(3番目の写真)、ワタシが注文したヒレかつ(4番目の写真)、もう1人が注文した串かつ(5番目の写真)という順番に出来上がってきた。なぜ、こんな頼み方をしたかというと、ロースもヒレも串かつも非常に旨いと聞いていたため、3人でシェアしようと思ったわけだ。付け合せはキャベツとトマト、パセリ、辛子。それにご飯と豚汁、お新香。ご飯や豚汁、キャベツがそれぞれ美味しく、ついついお代わりをしてしまった。

当然ながら、とんかつも旨かった。「とんき」ならではのクリスピーなカリカリの衣にジューシーな肉の旨みが閉じ込められた逸品だった。

シェアした結果、ロース、ヒレ、串かつ、すべてがバカうまーだった。ワタシはイベリコ豚や東京Xなどの4000円のとんかつをはじめ、いろいろな種類のとんかつを食べてきたが、ここの1900円くらいのとんかつには今まで食べたことのない筆舌に尽くしがたいものがあった。

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業務連絡:理髪店に行ったのは10月21日。
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